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皮革技術センター [ 皮革全般 ]

H1

令和元年度研究の概要(2)

コンテンツ
テーマ ISO規格に基づく試験方法の検討-静的吸水度
計画 令和元年度
目的 これまで革の静的吸水度はJIS K 6550 革試験方法に基づき測定してきたが、国際的な標準であるISO規格に規定されている試験方法との整合化が図られ、平成28年3月にJIS K 6557-6 静的吸水度の測定法が制定された。ISO規格では容量法のみが定められているが、新JISでは旧JISを引き継ぎ、容量法と質量法の2種類の試験方法が規定されている。両試験方法で得られる結果の差異を把握することが急務となっている。
内容 牛革(16点)、豚革(6点)、羊革(3点)、山羊革(2点)、人工皮革(5点)、レザーボード(8点)、合計40点の試料を実験に供した。同一試料を新JISに定められた2種類の試験方法(容量法と質量法)で試験し、結果の差異を比較検討した。
効果 容量法と質量法の間に高い相関関係が確認された。質量法の値は、容量法に比べ約7割の値を示すことがわかった。そのため、どちらかで測定すれば、換算は可能であることがわかった。