【全・日】支所サブタイトル

台東支所 [ 靴・はきもの ]

H1

研究成果の概要

コンテンツ
テーマ 靴材料の経時変化に関する研究
-ヒールと表底
計画 平成24~25年度
目的 最近は靴の製造コスト抑制に重きを置いて靴材料を選択する傾向が見られ、消費者の安全が懸念される。着用中あるいは保管中に靴のパーツが短期間で劣化したという事例が台東支所に持ち込まれるケースも多い。しかし、これまで靴材料の経時変化について系統的に調べた報告は少ない。台東支所に持ち込まれる件数が最も多い靴材料であるヒールと表底の経時変化についての研究が特に求められている。ヒールと表底の経時変化や耐久性を把握し、より適切な素材選びの手助けとなるデータを収集することにより、消費者の一層の安全確保と事故防止を図る。
内容 平成25年度では、平成24年度に引き続きABS樹脂ヒールの経時変化を検討するとともに、代表的な表底用素材であるSBR(スチレン・ブタジエン・ゴム)の経時変化と耐久性を検討する。標準状態(温度20℃、相対湿度65%)での保管を開始し、一定期間ごとに強度を測定する。また、高温高湿処理、低温処理、オゾン暴露、屋外暴露、キセノンアーク灯光照射等を施したときの性状変化を調べる予定である。
成果 靴材料の経時変化の度合いを把握することは消費者の安全を高め、事故防止につながると考えられる。本研究により、より安全な靴作りに役立つ知見が得られ、靴メーカーの振興が期待できる。