【全・日】本所サブタイトル

皮革技術センター [皮革全般]

H1

平成28年度研究の概要(3)

コンテンツ
テーマ ISO規格に基づく試験方法の検討-クロム含有量、pH
計画 平成28年度
目的 革のクロム含有量及びpHの試験は、JIS K 6550革試験方法に基づき行ってきたが、国際的な標準であるISO規格に規定されている試験方法との整合化が図られ、平成28年3月に、JIS K 6558-8及びJIS K 6558-9が制定された。そこで、これらの項目について、旧JISと新JIS(ISO規格)の両試験方法で得られる結果の差異を把握することが急務となっている。
内容 革のクロム含有量及びpHについて、JIS K 6550とJIS K 6558-8及びJIS K 6558-9の2種類の方法で比較試験を行い、測定結果の差異を明らかにする。
効果 両試験方法の差異を明らかにすることにより、従来規格での測定結果との比較に役立つ。それによって、新JIS(ISO規格)への対応を円滑に進めることが可能となる。